「糖質を減らせば痩せる」と聞いたことがあるけれど、
どれくらい糖質を減らせばいいの?
何を食べればいいの?
と悩んでいませんか?
私も以前は、「糖質を減らせばいい」と思い込み、極端に制限してしまったことがありました。しかし、その結果、エネルギー不足になり、疲れやすくなったり、思うように体重が減らなかったりと、ダイエットがうまく進まない時期がありました。
そこで、私は糖質を減らす順番・方法を見直し、無理なく続けられる糖質コントロール法を実践した結果、たった半年で15kgの減量に成功。 ただ単に糖質を減らすのではなく、段階的に調整することが大切 だと実感しました。
この記事では、私が実際に行った「糖質の減らし方」と「糖質を抑えつつ満足感を得る食材や工夫」について詳しく解説します。 また、糖質を減らす際に陥りがちな間違いや、正しい調整方法についても紹介します。
この記事を読むとわかること
- 糖質を減らす具体的な方法(何をどれくらい食べればいいのか)
- 糖質を抑えながら満足感を得るための食材や工夫
- 糖質を減らす際に気をつけるべきポイントと適切な調整方法
「糖質を減らしてダイエットを成功させたい」「無理なく糖質コントロールを続けたい」 という方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
「なぜ糖質を減らすのか?」
「糖質を減らせば痩せる」とよく言われますが、そもそもなぜ糖質を調整することが重要なのかを理解しておくことが大切です。糖質は体の主要なエネルギー源ですが、摂りすぎると脂肪として蓄積されやすくなり、逆に極端に減らしすぎると代謝が低下し、筋肉量が減ってしまうこともあります。
糖質を適切に減らすことで得られる効果
糖質を適切にコントロールすると、以下のようなメリットがあります。
- 血糖値の急上昇を抑え、脂肪の蓄積を防ぐ
- 体脂肪をエネルギーとして使いやすくなるため、効率的に痩せられる
- 過剰な糖質摂取によるむくみ・だるさを解消できる
ただし、糖質はエネルギー源として重要な役割を持っているため、急激に減らしすぎるとエネルギー不足やリバウンドの原因になります。 そのため、「適切に減らすこと」がポイントになります。
糖質を減らす前に、まず脂質をコントロールするのが重要
私はダイエットをする際、まず脂質を減らし、その後糖質を段階的に調整する方法を取りました。この順番を意識することで、無理なく減量を進めることができました。
なぜ、糖質を減らす前に脂質をコントロールするべきなのか?
- 脂質は1gあたり9kcalと高カロリーなため、先に調整すると摂取カロリーを効率よく減らせる
- 糖質を先に減らしすぎると、筋肉が落ちやすくなり、代謝が低下するリスクがある
- 脂質をコントロールした後に糖質を調整すると、スムーズに体脂肪を落とせる
「まず脂質を減らすべき理由」や「脂質の適切な減らし方」については、詳しくこちらの記事で解説しています。
私は、まず脂質を減らし、その後糖質を段階的に調整することで、半年で15kgの減量に成功しました。この方法なら、無理なく続けられるだけでなく、リバウンドのリスクも抑えられます。
私がダイエットに成功した糖質の減らし方

糖質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると脂肪として蓄積されやすくなります。そのため、適切に糖質をコントロールすることが、無理なくダイエットを続けるポイントになります。 しかし、極端な糖質制限をするとエネルギー不足になり、代謝の低下や筋肉量の減少を招く可能性があります。
そこで、私は「段階的に糖質を減らす方法」を取り入れ、無理なくダイエットを成功させました。ここでは、その具体的な方法を紹介します。
糖質制限の基本ルール
- 糖質は「朝>昼>間食>夜」の順で摂取量を減らすのが理想
- 朝は1日の活動エネルギーを確保するため、多めに摂取
- 夜は代謝が落ちるため控えめにするが、完全に抜かないことが大事
- 急激に糖質を減らさず、段階的に調整する(目安:2週間ごとに25gずつ減らす)
- 1gの糖質=4kcalなので、2週間ごとに25g減らすことで、1日の摂取カロリーを100kcalずつ調整できる
- 体重の減りが停滞していない場合は、無理に減らさずキープでもOK
- 糖質250g以下になっても停滞を感じたら、夜の糖質の質を見直す
- 夜の雑穀米を、さつまいもやかぼちゃなどGI値の低い食材に置き換える
私が実践した糖質の減らし方
私は、自身の設定したPFCバランスの目標値に合わせ、糖質量を調整する方法を取りました。
- 最初の2週間:設定した炭水化物の量を守る
- まずは現在のPFCバランスで設定した炭水化物の量を摂取し、体の変化をチェック
- 次の2週間:糖質を1日25g減らす(100kcal減)
- 例:1日300g → 275gに調整
- 体重の減りが順調ならそのままキープでもOK
- さらに2週間後:糖質をさらに25g減らす(100kcal減)
- 例:1日275g → 250gに調整
- 体調やエネルギー不足を感じないかを確認
- 糖質が250g以下になった後:夜の糖質の種類を見直す
- 雑穀米 → さつまいもやかぼちゃなどの低GI食品に置き換える
- 夜に筋トレをしている場合は、お米100g程度を維持
このように、焦らず段階的に調整することで、エネルギー不足を防ぎながら無理なくダイエットを続けることができます。
糖質を減らすコツ|おすすめ食材&満足感を得る方法
糖質を減らすと「お腹がすきやすい」「満足感がなく続かない」と感じる人も多いですが、食材の選び方や食べ方を工夫することで、ストレスなく続けることができます。
ここでは、糖質を抑えつつ満足感を得られるおすすめ食材と、ダイエット中でも食事の満足度を上げる工夫を紹介します。
糖質を抑えつつ、満足感を得られるおすすめ食材

糖質を制限するときは、GI値が低く、食物繊維が豊富な食材を活用するのがポイントです。
- 雑穀米(白米よりも食物繊維・ミネラルが豊富で腹持ちが良い)
- そば(GI値が低く、十割そばならさらに血糖値の上昇を抑えられる)
- さつまいも・干し芋(適度な甘みがあり、満足感が高い)
- かぼちゃ(ビタミンも豊富で、ヘルシーなおかずにも◎)
- くり(甘みが強く、少量でも満足感が得られる)
- フルーツ(パイン、キウイ、いちご、りんご、バナナ)
- フルーツはGI値が高めのものもあるため、夜は避けるのがベター
満足感を得ながら糖質を減らす工夫
糖質をカットしても、「なんだか物足りない」「お腹が空いて続かない」 という状態にならないよう、以下の工夫を取り入れると、満足感を得ながら無理なく続けられます。
- 白米を雑穀米に置き換える(食物繊維を増やし、腹持ちをアップ)
- さつまいもを取り入れる(自然な甘みと咀嚼量を増やすことで満足感が得られる)
- キャベツでカサ増しする(ボリュームを増やして食べ応えUP)
- 食後のコーヒーや歯磨きで食欲を抑える(口をリセットし、間食を防ぐ)
糖質を減らすときの摂取バランス
- 糖質は「朝>昼>間食>夜」の順で摂取量を減らすのが理想
- 朝は1日の活動エネルギーを確保するため、多めに摂取
- 夜は控えめにするが、代謝が落ちることを防ぐために完全に抜かないことが大事
このように、適切な食材を選び、食事の工夫を取り入れることで、糖質を減らしながらも無理なく継続することができます。
糖質を減らすときの注意点|適切な調整の仕方

糖質を減らすことで脂肪の蓄積を防ぎ、効率的にダイエットを進めることができます。しかし、糖質を極端に減らしすぎると、代謝の低下やエネルギー不足を招き、逆に痩せにくい状態になることもあります。
ここでは、糖質制限をする際に注意すべきポイントと、適切な調整方法について解説します。
夜の糖質は完全に抜かない(最低でもお米100gは摂取)
- 代謝を維持するために、夜でも最低100gの糖質は摂るのが理想
- 完全に抜くと、エネルギー不足で筋肉が落ち、基礎代謝が低下しやすくなる
- 夜に筋トレをしている場合は、お米100g以上を摂ってもOK
糖質200g以下の極端な制限は避ける
- 糖質を極端に減らすと、エネルギー不足になり、日常生活やトレーニングのパフォーマンスが低下する
- 体重の減りが停滞してきたら、糖質の量をさらに減らすのではなく、夜の主食を低GI値の食材(さつまいも・かぼちゃなど)に置き換えるとダイエットが進みやすい
- ただし、夜に筋トレをしている場合は、お米を食べても問題なし(トレ後の糖質摂取は筋肉の回復に役立つ)
私は糖質を1日240gに設定していたとき、以下のような体調の変化を感じました。
・階段を登るのが辛い、日中の体力が尽きる
・20時〜21時ごろに強い眠気を感じる
このとき、単純に糖質の量を増やすのではなく、さつまいもやかぼちゃなどGI値の低い食材に置き換えることで改善しました。糖質の量だけでなく、質(種類)を意識することも大切です。
糖質を減らす際は、ただ減らすのではなく、適切な摂取バランスを考えながら調整することが大切です。
まとめ:今日からできる糖質カットの実践ステップ
糖質を適切にコントロールすることで、無理なくダイエットを続けることができます。ただし、極端な制限をするとエネルギー不足や代謝の低下を招くため、段階的に減らしながら、自分に合ったバランスを見つけることが大切です。
今回紹介した内容を踏まえて、今日から実践できる糖質カットのステップをまとめました。
ステップ1:PFCバランスを設定する
まずは、自分の目標に合ったPFCバランスを設定しましょう。食事管理アプリを活用すれば、日々の糖質量を把握しやすくなります。
📌 詳しい設定方法は、こちらの記事をチェック!
ステップ2:適切な糖質量を決め、段階的に減らす
- 最初の2週間は、設定したPFCバランスの炭水化物量をしっかり摂る
- 2週間ごとに糖質を25gずつ減らす(1日100kcalずつ減らす)
- 体重の減りが停滞していなければ、無理に減らさずキープでもOK
ステップ3:糖質を抑えながら満足感を得る食材を活用する
- 主食は白米ではなく雑穀米やそばにする
- さつまいもやかぼちゃを取り入れ、低GI食品を活用する
- キャベツでカサ増しして食べ応えをアップする
- 食後のコーヒーや歯磨きで食欲を抑える
ステップ4:糖質の摂取バランスを調整する
- 糖質は「朝>昼>間食>夜」の順で摂取量を減らす
- 夜は完全に抜かず、お米100gは摂取する(筋トレ後ならお米を食べてもOK)
- 糖質が250g以下になっても停滞した場合は、夜の糖質を低GI食品に置き換える
ステップ5:脂質の調整が終わっていない人は、まず脂質から調整する
糖質の調整に進む前に、まず脂質を適切にコントロールすることが重要です。まだ脂質を調整できていない方は、まずこちらの記事を参考にしてください。
さらにダイエットを成功させたい方へ
糖質を適切に調整することで、健康的にダイエットを進めることができます。しかし、「もっと効率的に痩せたい」「専門家の指導を受けながら確実に成果を出したい」 と考えている方もいるかもしれません。
私がダイエットに成功した大きな要因の一つが、パーソナルジムBeyondに通ったことでした。Beyondでは、科学的なアプローチで最適な食事管理とトレーニングを提案してくれるため、独学よりも圧倒的に効果を実感できました。
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